妻の買ってきた犬の本を読んでいる。

「走ろうぜ、マージ」馳星周著

11才になる愛犬の闘病記だ。

初めはそんなに興味を惹かれなかったが、そのうち入り込んでいく。

犬を愛する人の気持ちは同じだから、とてもよくわかるところがある。

だんだんマージが弱っていって、介護をする場面や犬のために、何もできない無力感や涙。

犬のために何度も病院に行ったり、ご飯を作ったり、必死になる姿にかつての自分をみる。

ももの世話をしていた時のことを思い出す。

ご飯を食べてくれたり、おしっこができるとうれしかったり、そんなところが同じでだんだん共感してくる。

そうだよな~

切ないよな~

ももも途中苦しそうにする時があった。

前足を立てて、ずーっと座ったままでいることがあった。

でも、ボディートークをするようになってからは、減った。

本を読みながら、著者にボディートークを教えたくなる(^_^)

もうマージが亡くなってしばらく経つみたいだけど。

どんな病気でも可能性があるから。

病気が治ることがすべてではないけれど、その子が抱えている想い(不安、悲しみ、怒りなど)を軽くすることはできるし、自然治癒力を高めることはできるから。

ボディートークで寿命は伸ばせるわけではないけれど、生活の質(QOL)は上がる。

ももは、最後とても安らかに逝けた。

眠るように安らかに。

ペットの心も体も元気に ボディートーク

この記事を書いた人

吉野 大地